七国物語　第四章～さよならの空の向こうに～　最終回

やっとここまで来れました。感謝です。
多くの皆さんの助力がありました。エンドロールの終わりまで是非ご覧下さい。

※エンドロールのお名前お借りしました皆さん、問題があれば削除しますのでご連絡下さい。

感想、もらえたらいいな…。

律儀にＵＦＯだ！で騙されるテオに乾杯。鉄子です。ひどい絵だけど最終回の作業中なんで許してつかぁさい。世界はそれをラフと言うんだぜ！

ファイベルがバトル漫画の主人公だったら技はおそらく卑怯づくしだと思います。卑怯は強い。
きれいーご～と～はいら～な～い～♪要はー勝てばーいいのさ～♪
昔のバトル漫画において知略＝卑怯になりがち。
知略タイプのキャラクター、最初の頃のライバルはおおよそ解説にまわされて「今の技は…！し、信じられない、上底足す下底かける高さ割る２くらいのエネルギーを使って気を高めて肩こりが取れるとかとにかくやばいしすごいぞ！」とか終盤になると外野で意味があるのか無いのか微妙な実況をする羽目になったりするよね。いや、意味はあるさ！あのわくわく感の演出こそが少年漫画の醍醐味なんだぜ！鉄子はバトル漫画好きです☆

テオとシメオンは多分、現代っ子だったらバトル漫画とかギャンブル、ヤンキー系漫画読んでそうです。男兄弟しかいないし。
ファイベルはバランス良く読みそうです。お姉ちゃんがいるからりぼんとかなかよしが何なのか知っているみたいな。
イザークは「え…漫画は…ごめん、読まない…。」と言って同世代の仲間の輪に入れないタイプぽい（←浮世離れキャラすぎる）ワンピースは…知ってる、洋服の…種類だよな？

はじまして、ルカよ。パパとママと、あとね、あのね、おじさんがお世話になってまーす。
ルカ？ルカはママに似てるって言われるのよ。ママは料理が上手なの。パパは無口で厳しいけどほんとうは優しいのよ。でもママにはあたまがあがらないのよ。それでね…

うんうん、わかったわかった。ネタバレするからもう喋っちゃダメよ～。以上、滑り込み新キャラのルカちゃんでした。
位置づけはもう決まってたのであとはビジュアルのデザインだけだったのが決まったので、自分の備忘録も兼ねて画像UP。

え？どこの誰の子供だって？…さぁ？

七国物語　第四章～さよならの空の向こうに～　38話

物語は結末へ。蘇る世界、生まれてくる命。

※20時に８P目が抜けていたので追加しました！失礼致しました…。

T助さん宅から勝手にキャッチしちゃった豹変バトンです♪
指定が相互でヒロインだったのでクロちゃんです。
クロちゃんは基本、よほどの理由が無いかぎり人を嫌がったりはしません。（←怖がったりする事はありますが）
セブルスがもし、母竜を殺していなければクロエはもしかしたらセブルスの養女になったかも知れません。
本編では「私の妹になるか」とセブルスは言ってますが、戸籍上はセブルスの娘。年齢が近すぎるので妹という表現を使った感じです。そしたらクロエは貴族の娘、クロエ・アルクィンになっていたわけですね。全然違う話になりそう…！！

セブルスはクロちゃんに嫌われてるのを密かにけっこう気にしてます。かわいいお洋服を見繕ってあげても喜ばないし、甘いものをあげてもベッドの下で食べて出てこないし、万事休す。
たまにご機嫌をとろうと話しかけたりしますが「うん。」と言われてそれっきり会話が続きません。ファイベルに「クロエといつも何を話しているのだ？」と聞いてかえってきた返事が「そうですねー。空の星がぐるぐる回る世界の話を延々１日聞かされたりしてますよ。面白いですよねー。」だってりして「これは頭の医者に診せるべきなのか…？」と本気で悩んでるみたいです。

そもそも、モテ男設定の閣下は女に袖にされることにリアリティがない男なのでけっこうショックだと思います（笑）
ちなみにセレストにキスしようとして止められたのはあれは袖にされたカウントには入らないと思います。あれはただの乙女心（笑）のミスリーディング。

追記にてクロちゃんご回答。うん。

誰だこいつ？という皆さん、こんにちは鉄子です。
真ん中のめがねの男はジェローム・カスタン。シメオンの弟です。
シメオンの生まれは商業都市ベレニケ（チェーザレたちのホームグラウンド）の商家でそこそこ金持ちなのです。しかし、シメオンは売掛金を回収する最中魔が差して、回収した金を使って女に酒に大豪遊し実家に大損害を与えてしまいます。頭にきたシメオン父は「お前は修道院へ入れ！後はジェロームに継がせる！」といって次男のジェロームに全ての期待をかけたのでした。なにこの感動ストーリー。
こういう経緯なので、ジェロームはシメオンが嫌いです。その後、シメオンのせいで実家の商売が傾き彼も必死に協力し、なんとか持ち直したからです。
ジェローム本人は頭の回転が早く、損得勘定が鋭くシメオンよりぶっちゃけて商人としての才能はある感じ。でも、苦労のせいかフケ顔で前髪後退気味（現在１８歳）で更に嫌味な性格なので、あんまりモテません。兄のほうがモテます。

本当ならシメオンの実家の金銭的援助が騎士団に…みたいなくだりを考えてたんですが、別にそこまで描かなくていいやーということと、なんとなくシチュエーションがアルクィン兄弟とかぶるのでジェローム登場できず。でも笑いという点では実におしいのでここでお披露目。

七国物語　第四章～さよならの空の向こうに～　37話
七国物語、ここにクライマックス。もはやノーコメント。

ベンジャミンさんよりいただきました【デザイン教えてくださいバトン】でーす。
指定はザジ。地味に愛されてるザジ…！
追記にてザジ兄貴の秘密（？）が大暴露☆

七国物語　第四章～さよならの空の向こうに～　36話

七国の主人公はなぜ、ファイベル・アーチボルトJr.なのか。それに納得してもらえたら鉄子の勝ちでないかなーと思います。どうでしょうか？

接客業＝苦行のイザーク（19）コンビニでバイトす。レジでは笑顔。いらっしゃいませの声が小さいと店長に言われるけどがんばる。特技は鋭い目つきで万引きを見逃さないこと。
最近のお手柄は強盗に蹴りを入れて凶器（農作業用の鍬）を没収したこと。そんな評判からレジに立ってると「バイト辞めてウチの組に入らないか」とか「ウチのチームに入ろうぜ！金は出す！」とその筋の方にスカウトされてとても困っている。頷いたら就職が決まってしまうので断るのに必死。
「接客業って…大変だな…」と帰るとペットのイグアナのギーに愚痴をこぼす。
彼女のレベッカに「ラスカルの絵皿がほしい」と言われてシールをマメに集めている。

イザークって、ファンタジー以外の作品に出れなさそうな男No1だ…。でも何をしても違和感というキャラは得がたいと思う。

たまにデジタルで描いてみる。オーロラの中のファイベルとクロエ。
見た目よりずっと短時間で描けました。

テオ坊に続いてファイベルです♪ルウヒさん、主人公指定で拾わせていただきます！
ダークヒーローが定着しつつあるファイベル坊やの生態やいかに…。
追記にてバトン回答です♪

ルウヒさんからデザイン教えてくださいバトンまわしていただきました！指定はセレスト様。
思えば登場人物のところも尼さん姿しかない…。二つ載せるべきだろうか。

さて、普段はいたって普通の発言のセレスト様ですが、八つ裂きにするわよ発言で敵の親玉を気絶させたというのは一生の武勇伝。
普通の男子ならビビって別れを切り出す場面ですが、あえて「俺がいないとダメなんだからこいつ…♪」とか思ってかわいい女と感じるセブルスは竜相手に戦いすぎて恐怖の基準が麻痺したのかも知れません（←なんてこというの）

追記にてバトン回答ですー！

七国物語　第四章～さよならの空の向こうに～　35話
さよなら育った世界、さよなら、クロエ。

久々のバトン回答です♪針山さんより【新・豹変バトン】指定はテオです。
好きな相手と嫌いな相手の前で豹変するバトンという事ですが、我らがファンタジー系ヤンキー、テオ坊はどんな顔を見せてくれるのでしょうか。
ちなみに上の絵はイメージで回答内容とは関係ありません（←ねーのかよ）
セブルスが持ってる変空は空前のベストセラー小説。空の変わりようを見守る気象予報士の男女の恋を甘酸っぱく描いた傑作です。「今日の空変じゃない？」は流行語に。
それにつけてもファイベル坊やってば相変わらず辛らつ。良い子のみんなはおげれつ小説ってどんな小説？ってお父さんお母さんに聞かないように。鉄子お姉さんからのお願いです。

バトンの回答は追記へＧＯ☆

ハロウィンに何かしようと思ったんだけど、神と仏のありがたい本に気をとられてて忘れました。アガペー。鉄子です。

絵はかぼちゃ料理するアーチボルト姉弟といい匂いにつられて机の下から這い出て台所にやってきたクロエ。レベッカのがかぼちゃのグラタン。ファイベルのがかぼちゃのスープ。ファイベルはおそらくかぼちゃグラタンににんじんが入っているか目で見て確認してるんだと思います。（←ファイベルはにんじんが嫌い。）
ファイベルのにんじん嫌いはかなりのものなのでしょっちゅうネタにされます。レベッカを怒らせると次の日はにんじん責め。お残しは許されません。ファイベルがにんじん嫌いな言い訳は「ほら、僕の頭とニンジンの色ってそっくりじゃない？共食いとかしないポリシーなんだよね～♪あ、ニンジン食べる？」とか言って人の皿に避けます。どこまでも理屈っぽい子。

七国にハロウィンやお盆のような行事はあるんじゃないかと思います。とりあえず設定上ある七国の祝日は

・聖女祭（聖アーシェラの誕生日。年内最大のお祭り。）
・建国記念日（お祭り。）
・鎮魂祭（大海嘯が終わった日。教会で黙祷。）

みたいな感じです。
ちなみに、お祭りになるとセブルスは街に出たがりません。大道芸人があっちこっちで彼の竜退治をネタに小芝居したり、人形劇やったりしててすごく恥ずかしいから。
内容的には超ウルトラ脚色されており、劇中のセブルスは炎を受けても不死身で、一撃で竜をたたきのめす完璧超人にされます。本人にしたら「え？なにそれ人間じゃなくない！！？」な内容のようです。子供たちはそれを信じてるからすごい。七国のウルトラマンとか仮面ライダーといったところ。
最近続編が発表され「竜殺しのセブルス、麗しの君セレスト女王を救出」の演目が人気。有名税とは言え、相当恥ずかしい内容になっているらしい。